予防のためのデンタルケア

8020運動

ハチマルニイマル運動(「80歳になっても20本以上の自分の歯を保とう」という運動)は、高齢化社会を迎え、人生をずっと健康で快適に過ごすためのQOL(Quality of Life=生活の質)向上の一つとして、1989年から日本歯科医師会と当時の厚生省が中心となって推進している運動です。


現在では「8020推進財団」(http://www.8020zaidan.or.jp/index.html)という公益財団法人も設立されるに至っています。今後ますます高齢化が進む日本ですが、すでに古代ギリシャの時代に、ヒポクラテス(医学の父)は歯と長寿の関係を説き、日本では『養生訓』で有名な貝原益軒は、82歳の段階で1本も歯が抜けていなかったといいます。


また、あのイギリスの有名なウイスキー、「オールド・パー」の名前のもとになったトマス・パーという人は152歳で天寿を全うしたのですが、なんとほとんどの歯が残っていたそうです。美味しい食事を自分の歯で食べるために、毎日のデンタルケアをしっかりと心がけたいものです。


さてその達成率といえば、データは少し古い(2007年)ですが、25%まで数字が伸びています。年々増加しており、恐らくこの数字は伸び続けるでしょう。また、8020を達成している人は充実した生活を送っていて、社会活動にも十分な意欲があるといいます。


そして仮に8020が達成できなくても、義歯などで20本あるのと同じ効果が得られます。 先ほども書きましたが、定期的に健診を受け、ご自分の歯を健康に保つ習慣をつけましょう。