歯科疾患と全身疾患
その他の病気
ここでは主に噛み合わせの異常により起こる病気を書いていきます。まずは肩こりです。さて皆さん、唐突ですが唾を飲み込んでみてください。飲み込む時に上下の歯を噛み合わせませんでしたか?
実はその時の噛み合わせが最も上下の歯が最大面積で接触している位置であり、あなたが食いしばる時の正常な状態です。次にその位置から左右に動かすと歯ぎしりができます。下あごの前方運動と左右の運動で違和感なくスムーズに歯が噛み合わさっていると、それがいい噛み合わせということになります。
その噛み合わせとあごの運動に狂いが生じてきたときに、肩こりになります。あごの関節の病気の総称で、その症状も多岐にわたっており、治療方法も確実にはわかっていない病気に顎関節症があります。しかし、顎関節は噛み合わせと深く関係していることは間違いありませんので、つねにあごの状態を正常に保つことが肝心です。
もう1つ、噛み合わせと関係していると思われる病気に脳脊髄液減少症というのがあります。脳脊髄液(脳漿)が減少することにより頭痛、頸部痛、めまい、倦怠、記憶障害などさまざまな症状を呈します。
この病気も治療方法が確立されていませんが、噛み合わせの位置を変えることで症状がなくなる場合もあるそうです。例えば噛み合わせが低くなると猫背になったり、脊椎が短くなったりして脳脊髄液が減少するといわれていますが、噛み合わせを高くすることによって、症状が緩和した例もあるそうです。