歯科疾患と全身疾患

歯ぎしり

英語ではbruxism(ブラキシズム)といって、語源はフランス語の「こすり合わせる」だそうです。さて歯ぎしりには3つのタイプがあります。「グラインディング」は、歯をギシギシとこすり合わせる最も一般的なタイプ。


「クレンチング」は、無意識に歯を強く噛みしめたり、食いしばったりするタイプ。「タッピング」は、歯をすばやくカチカチ鳴らすタイプです。クレンチングとタッピングは、起きているときにも行われる歯ぎしりだそうです。原因はストレス、睡眠障害、悪い噛み合わせ、歯並びの悪さ、歯の欠損、疲労、体調不良、寝姿などが考えられています。


歯ぎしりの悪影響は、歯の噛み合わせの面が削れることや、歯がグラグラすること、肩こり頭痛を起こすなどの弊害があります。諺にも「歯を食いしばる」とありますが、やはり肩肘張っての頑張りすぎは、歯にも精神的にもよくありません。1日に何回かはリラックスするよう心がけてください。


それではどのように歯ぎしりを注意すればよいのでしょうか。日中は口唇を閉じて、上下の歯を合わせないように心がけてください。口の周りの力を意識して抜き、もし噛みあわせていることに気がついたら、すぐに離して下さい。重い荷物を運ぶ時、激しい運動の時は特に注意です。


食事中は噛む回数を増やして丁寧に噛んでください。それから左右均等に噛むよう意識してください。就寝時はタバコ、アルコール、コーヒーなどの摂取を控え、リラックスして睡眠を取れるよう精神状態をコントロールしてください。