歯のちょっとした話
アメリカ人は歯が命
フィンランドが虫歯予防の先進国なら、アメリカは審美歯科の先進国です。世界有数の多民族国家であるアメリカでは、コミュニケーションを取るのに、手っ取り早いのが笑顔というわけです。その時にキラっと白い歯を見せると、相手も自分に敵意がないのだなと思います。
アメリカにこんなことわざがあります。「If you can’t bite, never show your teeth(噛む勇気がないのなら、歯を見せるな)」。
相手を攻撃する気もないのに、攻撃的な態度をとることは自分に不利になる、といった意味ですが、恐らくこの場合の歯は、歯並びが悪かったり、白くなかったりする歯をいっているのでしょうね。歯が大事なコミュニケーションの一部であることを物語っています。
その歯並びでいえば、日本では八重歯はかわいいとされていますが、アメリカではドラキュラをイメージするため、八重歯はよく思われていません。またフィンランド同様、アメリカでも予防を重視しています。というのも日本のように国民皆保険制度ではないので、高額な治療費は払えないという社会事情もあります。もう1つはキスの習慣です。
子どもの頃から、キスの習慣というより、文化ができているため、歯をきれいにするのは常識のようなところがあるのでしょうね。最後に、アメリカでは乳歯から永久歯へと生え変わるとき、乳歯を寝る前に枕の下に置く習慣があるそうです。夜中、歯の妖精(Tooth Fairy)がやってきて、乳歯を持っていくかわりにコインを置きます。